『泣いて馬謖を斬る』(ないてばしょくをきる、中: 揮淚斬馬謖、「涙を揮って馬謖を斬る」とも)とは、中国の三国時代、蜀の諸葛亮が日ごろ重用していた配下の馬謖が命に従わず魏に大敗したために、泣いて斬罪に処した(あるいは泣きながら斬罪を命じた)という「蜀志」馬謖伝の故事から、規律を保つために、たとえ愛する者であっても、違反者は厳しく処分することのたとえ、である。(wikipedeaより)
今朝、あるメールを出しました。
施設の利用をお断りする連絡です。
ここでは、詳細を挙げることができませんが、「地域の居場所作り」活動を行っている私たちにとっては、とても心苦しいお知らせを出すことになりました。
幾晩も悩み、何度も議論した上での辛い結論でした。
そこには、利用する、もしくは居場所を求める人たち一人一人に寄り添い、居場所を提供していくという、活動の根幹にも関わる課題がありました。
すでにご縁のつながっている方をどうするか、活動に共感して運営を手伝ってくださっているみなさんをどうするか、利用をお断りした方は、今後どうなるのか・・・・など、「これから」を考えると、難しい問題でした。
でも、私たちは「お断りする」という結論を出しました。
そこに至った大きな理由は、先ずは、運営をサポートしてくれる方を含む、現在ご縁のある方を大切にするということでした。
なぜなら、「現在」を大切にして、一歩一歩を積み上げていく先にこそ、私たちの未来はあると思ったからです。
確かに理念は大切ですが、その理念は今歩いている道の先に見えるもので、決して空に浮かんでいるものではないと思います。
これからも、「今」を大切にするために、辛い決断をしなければならない時があることでしょう。
その時に、見返すことができるように、今回の心の痛みをブログとして記録に留めておきたいと思います。