いのちの話 第1回

てらこやでずっと企画をあたためてきた「性の話」

てらこやに集う子どもたちの間で性に関する言葉が出始めるという、良いタイミングで講座を開催できました。

普段の生活ではなかなか話しづらい内容ですが、座談会形式で、それぞれのお子様の気になる言動など、お母様たちがシェアしあってフリートークも大いに盛り上がりました。

今回は、「男子の体の成長について」が中心でした。

講師をお願いした上野尚子先生が、たくさんの書物をご紹介くださいました。

学校では教えてくれない内容で、どれもよく研究して書かれていますが、どの本を選ぶかは、お母様の勘で良いようです。それぞれの考え方、家庭によって違います。

「性教育」とは、究極的には、「生きていくこと」を伝えることだと思います。自分の体を大切に扱い、他人のことも大切に扱い、健全で幸せでいること。
地域に住む大人として未来ある子どもたちを温かい目で見守っていきたいという思いをとても強くした時間でした。

また、普段てらこやに集う子どもたちのお母様同士の交流の場としても、意義深かったと感じています。

今日参加できなかったお母様の為に春休み前にも開催予定です。

*参加者の声

いただいた資料がわかりやすく作られていて、お母さん方のフリートークでは、普段の話ではできない所まで無理なく和気あいあいと話ができました。

お家での対応も性的な単語が先行するのではなく、「いのちが繋がっている、あなたが産まれたことはすごいことなんだよ。」ということに本質を持っていって話してみるといいかもしれない。本を使ってお話ししてみたりとか具体的な方法を教えてくださいました。

時間が足りないくらい掘り下げることの出来る内容だったので、私は続けて他のお話も聞きたいなと思えるものでした。

他のお母さん方も話し足りなく、私も呼ばれそのままランチへ行き、お母さん同士も続きをお話していて、良いきっかけになったなぁと感じました。

お誕生日

11日は、てらこや代表のあみさんの誕生日でした。

思いがけず子どもラボは卒業した中学生も、お祝いの言葉を届けにきてくれました。

てらこやの活動を10年が過ぎ、時間を超えた人の輪ができつつあることを感じた出来事でした。

畳を入れ替えました

9日から始まる新学期を前に、中央和室の畳を入れ替えました。

3年ほど前に畳表は交換したのですが、元気な子どもたちの活動で、すでに畳表は擦り切れ、畳床もフカフカになってしまったので、思い切って14畳全部の畳を交換することにいたしました。

今回は、新しい畳の香りはないのですが、耐久力のある和紙の畳表です。

一時は、フローリングにすることも考えたのですが、やはり子どもたちには畳の感触を残しておきたいということで、交換を決断しました。

子どもたちの賑やかな声が戻ってくるのが楽しみです。