短い期間でしたが、少しお休みをとって家族と古都を旅してきました。
大小様々な「祈りの場」では、多くの人たちがそれぞれの形で自分の「思い」と向き合っていました。
私自身は、何か熱心な宗教の信者ではありませんし、そのようなものをてらこや新都心に持ち込み、広める気持ちもありません。
ただ、自分の中の大切な価値観の一つとして、持っていたいとは思っています。
その「思い」と向き合って祈る人たちにまじって手を合わせるうちに、その私の「思い」、そして捧げられている「思い」の多くが、「他の人の幸せを祈る」というものだと気づきました。
以前のブログで、てらこやに満ちている「気」について触れたことがあります。
どうやら、その「気」の中身は「他の人の幸せを祈る」ということのようです。
出入りする子どもたちの健やかな成長と、将来の幸せな人生への一歩の手助けになることを願い、子育て世代の皆様には、その貴重な時期が苦労や苦痛だけでなく、楽しさや充実感、子どもの成長を味わうことができる人生の一コマになるように願い、ライフステージが大きく変化することの多い女性にとって、てらこやが人生の「癒しの場」になることを願う・・・・。
そんな場に身を置くことで、その少しのお裾分けとして「充実感」をいただく、そんな場所が私の中での「てらこや」ではないかと思います。