皆さんは、てらこや新都心はなにでできているとお思いですか?
日々の様々な出来事の中から、ふと考えることがあります。
もちろん、父や母と暮らしていたこの昭和の建物であることは間違いありません。
でも、それは目に見える「入れ物」であって、それだけでは「てらこや新都心」にはなりません。
むしろ、てらこや新都心の本質は、その空間の中に満たされている「気」のようなものではないでしょうか。
その「気」をおいでくださった方が感じることが大切だと思い、それをどのようにしたらお伝えできるか、受け取っていただけるかということが、私たち運営チームの大切な議論の一つでもありました。
最近気付いたことがあります。
その「気」を育てているのは、ここを利用するすべての人たちが、「想いを伝える、想いを受け取る」という行為だということです。
私たち、運営するものも含んで様々な背景や課題を抱える人たちがここに集い、「想いを伝え、受け取る」ことを通じて、人の輪を紡ぎ、何か勇気のようなものを得て、また日常に戻っていく・・・・
そんな「気」が充満する「居場所」であることを望みながら、てらこや新都心を開き続けていきたい。
ちょっと一息のゴールデンウィーク中に感じたことでした。