てらこや新都心の活動を説明する時に、私がよく言うことは「人のつながりを作りたい」ということです。
孤独だと言われることも多い幼児期の子育てから、大広間でワイワイ遊ぶ子どもたちまで、私の願いはそのような皆様に、てらこや新都心が「人のつながり」を手に入れることができる「場」を提供することです。
その「人のつながり」の中で一番得難いものが「心の許せる他人」という関係だと思います。
「心の許せる他人」の関係は、夫婦関係だけでなく、あらゆる身の回りの人と作れる可能性はあります。
自分以外は、「他人」ですから。
むしろ、その「他人」ということを認識することが第一歩なのかもしれません。
「心が許せる」という言葉は、実は人見知りで内気な私が、そんなに簡単に使える言葉ではありません。
それだけにそんな関係は、一生を通じて手に入れることができないかもしれないような、文字通り「得難い」関係です。
でも、全く不可能ということでもないと最近感じています。
「塵も積もれば山となる」、「千里の道も一歩から」・・・・
ほんのちょっとしたことの積み重ねが、大きなことをなしとげる道であることを示す事例や、そのための背中を推す言葉は、数多くあります。
でも、その「ほんのちょっとしたこと」を始めるのは自分自身です。
その「ほんのちょっとしたこと」を始めてみようかなと思えるてらこや新都心でありたいと思います。