私は人生の秋を迎えていると言ってもいい年齢かもしれません。
10代、20代、30代・・・・と様々な出来事がありましたし、そのときそのときを精一杯生きてきたと思っています。
てらこや新都心の活動に追われる日々を過ごしている中で、一人事務所に座っていると、ここにいることの心地よさを感じる時があります。
「地域の居場所作り」というビジョンを掲げて、てらこや新都心の準備を始めてから、6年が経ちました。
その間、たくさんの人と出会い、別れ、繋がり・・・皆様の居場所を作るために様々な努力をしてきました。
でも、その1日1日の積み重ねは、私自身にとっても居心地の良い居場所を育てていく作業だったことに気づきます。
私の友人が言いました。
「人生の秋は、下り坂ではありません。毎日が一歩一歩の上り坂です。 明日は今日より、少しだけ高いところに登るんですよ。」
確かにその通り。
そうやって、てらこや新都心の活動を通じて、一歩一歩と足を踏みしめて登っていくと、また新しい景色が見えるのかもしれません。
それは素晴らしい紅葉の景色かもしれません。
秋は、実りの秋。
今までの努力の結果を実らせる時ですが、それは次の季節へ向けての準備の秋でもあります。
私の人生の秋も、次の季節へ向けての準備でありたいと思います。
今度の日曜日の10日は、「てらこや収穫祭」が開催されます。
たくさんの方が集まって、秋の実りを楽しむとともに、次の季節に向けての種蒔きの機会になりますように。