先日、ご近所の年配の方から、私たちの「てらこや新都心」の活動を「道楽ができていいね」と言われました。
私たちの活動の意義が伝わっていないことが残念で、その一言で個人的にはちょっと傷ついたのも事実です。
道楽とは一般的には、本職を忘れて酒色や博打などの遊興にふけり、放蕩することを言いますが、本来の意味は違います。
道楽は元々は仏道を求めるという意味で「どうぎょう」と読みます。
「楽」は「願」と同じ意味で「仏道を楽(ねが)う」のが、元々の意味でした。
それが転じて、仏の道を求めることを意味した道楽が、道を修めて得られる結果の法悦を表すようになり、それが更に現在の一般的な道楽の意味に転じていったものと思われます。
「てらこや新都心」の活動は、特に特定の宗教的な活動ではありませんが、多くの宗教が目指している「人の和」、「心の平安」、「癒し」などを受け取っていただける「場」にしようとする活動であることは、間違いありません。
これからも「てらこや新都心」が広く皆様に受け入れられ、暖かい交流が生まれ、心が癒され、明日への元気の湧く「場」にしていきたいと思います。
私の「道楽」は、まだまだ始まったばかりです